カジュアル面談の募集
今すぐに転職というわけではありませんが、少しゆるく外の世界を見てみたいなと思っています。もしご興味を持っていただけた場合は、Twitterにてお声かけくださいm(_ _)m
職歴や最近のアウトプット
どんなひと?得意なことや苦手なこと
16Personalitiesでは、何度やってもエンターテイナーになります。笑
楽しいこと、わくわくすることが好きです。目の前のそれというよりは、中長期で考えて、周りの人と一緒に楽しい・わくわくする未来を創造したいという考えです。
楽しいことのために、ちょっとやりたくないことや泥臭いことを行うことは、(ものによるけどそこまでは)苦ではないか、割り切ってやります。
得意なこと
- 事業や組織の達成したいことに向け、より良い方向へ進む後押しをすること。また、どうしたら良い方向へ進めるかを自分や周りの人と考えること
- (自分だけではなく他者も含め)ロジカルと感情でバランスを取ること
- 周りの人が気づいていない課題に対してアクションを打つこと
- 周りの人に頼る・巻き込む
苦手なこと
- なんでこんな面倒なことを毎回手動でやんねんっていうルーチンワーク。自動化します
- 考える余地を与えられない仕事(細かい指示をされて行う作業)
- メールを書くこと
- 不慣れなのでとても緊張して時間がかかります
好きなこと
EMやマネジメントが好きです
EMの仕事は「職種を越え、組織の中でもっともレバレッジが効くところを探し、システムを改善し、組織のアウトカムを最大化する」ことと考えています。テクノロジー強めなEMではないですが、一緒に相談とかはできるかなーと思います。
新しいチャレンジが好きです
EMでは、以下のような環境を経験しています。
これまでは、業界・組織規模・自分のポジションや責任範囲のどれかしらを必ず変えるという考えで転職活動を行ってきました。
ただ、今回転職をするとなった場合は、強い意志を持って環境変化を求めるでも求めないでもなく、フラットに考えると思います。
- 雇用形態
- 正社員
- フリーランス
- 業界
- 組織規模
- BtoB エンジニアが10名前後・事業全体で30-80人
- BtoB エンジニアが30名前後・事業全体で40人(厳密に事業に関わる人間で言うと不明です)
- BtoC エンジニアが30名前後・事業全体で200人くらい
やりたいお仕事
EMという役割には、思い入れもあるし、価値のある仕事だと思っています。そのため、EMは常に選択肢に入っています。
ただ直近の興味はもう少し外から事業や人をサポートすることに興味があります。マネージャーのマネジメントや、社内コーチ、VPoEのようなお仕事をしていみたいです。
業界やサービス特性などは、特にこだわりはありません。
働く上で大切にしたいこと
共感を大切にしたい
会社に属する場合、その会社のビジョンやミッション・バリューなどに共感して働きたいです。
自分だけではなく、働く人が自己実現をしつつ組織や会社に貢献できる環境だと良いなーと思いますし、もし現状がそうでないとしたら、そうなれる環境にしていきたいという気持ちを歓迎してもらえるとありがたいです。
価値観
チームの力を大切に扱いたいです。自己組織的なチームや組織を目指したいです。
そのため、トップダウン型な組織や、HRTの欠ける組織は、あまり好きではないです。
とはいえ、インサイドアウトで働きかけることは、とても大切だと思っています。
RSGT2023が終わり、2023年が始まりました。
2度目のRSGTに参加してきました
RSGT2022が初参加 & 初登壇で、今年は2度目の参加でした。
今年も登壇の機会をいただきました。また、#shinagile の RSGT2023 品ライブ Day1 - YouTube で遊ばせ パーソナリティをさせていただいたり、自社のスポンサーブースが珍しく?オープンしていたので店番をしていたりしました!
その結果、リアルではほとんどのセッションを見れませんでしたが、廊下や夜RSGT(ごはん)で多くの方とお話を楽しめました!
初回参加時とのちがい
たくさんの方とお話できた!
初参加となたったRSGT2022では、セッションからたくさんの学びを得たものの、お知り合いも少なく、自分から話しかける勇気もなく、あまり人とはお話ができませんでした。すみっこでお弁当をチマチマ食べていたり、スピーカー控室でひっそりしていました。
今年は furoshiki.fm • A podcast on Anchor やコミュニティの繋がりから、リアルでは初めましてな方とたくさんお話できたり、お声がけをいただけてありがたかったです。来年か、どこかで現地に行けるときは、ふろしきのステッカーを作っていくのでお楽しみに!(?)
yohさんが「FirstTimerを付けている方には、積極的に話しかけるようにしている」とおっしゃっていて、私も次次回くらいにはそのくらいの気持ちの余裕を持てるようになっていたいと思います!(次回やったらよろしいやんって言われるかも?)
また、お話してみたかったけどピヨピヨしてしまって話せなかった方がたくさんいらっしゃるので、次の機会でがんばりますー!
本をいただきました!
クリエーションラインさんのブースで、さささんから「だから僕たちは、組織を変えていける」をいただきました。
ちょうどRSGTが終わったら購入して読もうと思っていた本だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです!
レッドジャーニーさんのブースで、森實さん・いくおさんとおしゃべりしていたら、いきいき★いくお♪先生のサイン入りいちやさアジャイルをいただけました!流れがよく分からないですが、楽しかった😂
その他ステッカーやグッズなど、たくさんお土産がいただけて嬉しい〜!
OSTに参加しました!
RSGT2022ではすみっこ暮らしをこじらせて、OSTは不参加でした。今年はとりあえず出てみようということで、参加してみました!
OSTを自分が開催したことはあれど、社外のつどいで参加者としてテーマを挙げたことは一度もないチキンです。今回も結局出さなかったです。ぴえん。
OSTはガッツリ参加したのはひとつだけで、あとは周辺をウロウロしたり、テーマとは別の立ち話をしたりしていました。こんな参加の仕方も楽しいんだな〜と思ったりしました。
初回参加時と同じだったこと
今年はまだ資料をサッと読んだ程度なのですが、新しい知識を得ることができたセッション、同じゴールを色んな視点からお話いただくことで、ゴールの解像度を上げることができた複数のセッション、普段の仕事において「こんなことをやってみよう」というアイデアを生んでくれたセッション、明日からの気力を与えてくれたセッション…。色んなセッションがありました。
「コレが良かった」「コレが悪かった」という話はではなく、全部が誰かのこれからを支えてくれるセッションだったのではないかと思います。手を挙げて、時間をかけて、自分の経験や知識を惜しみなく出してくれたすべてのスピーカーに、感謝をしたいです。
そして、熱気がすごい。所属会社などに関わらず、良い組織やプロダクトを作っていきたい人たちの集まりは楽しいですね。夜RSGT(飲み会)も非常に楽しかったです。
考えたこと
マイノリティは強みになる
私はエンジニアからエンジニアリングマネージャー、現場を離れたマネージャーというキャリアですが、周りには常に女性が少なかったです。
RSGTという場でも様々なマイノリティの方がいたと思います。自身がマイノリティであることを気にしているのかな?という方をチラホラ見かけた気がしました(気の所為だったらすみません)が、RSGTではマイノリティを否定するような人はいないので、むしろ強みだと思って楽しんでもらえたら良いんじゃないかなと思いました。
アジャイルネイティブな世代の出現。未来がどうなっていくか
私もちゃんとウォーターフォールな開発を経験したことはありません(なんちゃってはいっぱいあります)が、最近では、学生のうちからアジャイルやスクラムを学んでいる方や、アジャイル開発しか経験していませんという方もいらっしゃいます。
比較的最近、学生の方に「新卒1年目からスクラムマスターをやりたいです(Not兼任)」と言われてビックリしたことがあったのですが*1、そういった世代と一緒に働くのも、そう遠くない気がします。
これからどんな変化が起きて、どのように働きかけるのかと、フワフワと考えていました(ほぼ考えてないだろ)
自分の登壇について
今年の登壇はこちら。
比較のため、去年のも置いておきます。
今年は、自分がやったこと(事実)ではなく、やり方や考え方にフォーカスを置くことと、このセッションを聞いた方がハッピーになれるようなセッションにしたいと思っていました。そのために、しーばさんにも事前にレビューをいただきました。
これまでの登壇は逆にやったこと(事実)を淡々と書いていたため、今までとのギャップは大きく、今回の資料作成は結構苦労しました。構成を考えてから作成に入ったにも関わらず、ざっと5回くらいはほぼフルで作り直してました。。比較的余裕を持って資料を作ったり練習したい方なのですが、初めて当日深夜まで練習してました^^;
良かったこと・反省点
運営の方から「英語表記も入れてね」というメールが来ていたのに、すっかり見飛ばしておりました。ごめんなさい…メール、ちゃんと見ないと…
たくさんの方のレビューのおかげで、キーメッセージが伝わるストーリーラインにはなったと思います。一方で、こういうターゲット層には見てほしいな〜と思った人たちに興味を持ててもらえていないことにも気づきました。タイトルの惹きが弱いんだろうなー。タイトル難しいよぉ。より良い組織を作っていきたいと思っていたり、うまく行っていないことをなんとかしたいと思う人はたくさんいるはずなので、どうにかひと目で気になるぅというタイトルを付けるスキルを身に着けたいです。『「笑顔の合意」のテクニック』は、めちゃくちゃ嫉妬しました!!これだー!って思いました。笑
質疑応答
あまり質問はなかったかなと思いますが、一点だけ下記ページに質問が来ていたので回答します!!
今回のセッションでは、アジャイルな組織を作っていくにあたり組織の人たちとどう向き合うかというお話がひとつのメインメッセージでした。
「北風ではなく太陽。わかる。だけど、メンバーが短期的に北風を求めているところもあり、悩ましい。」というお話がありました。その後のやり取りを見るに「カオスな状況の中で、中長期的なことではなく、短期的な成果を求められることもあるよね」「中長期の話をする前に、まずは余力を作ってあげることが価値になることもある」と理解しました。
北風は「コートを脱がせたければ、強い風でコートを飛ばす」なので組織と向き合うときに置き換えると「無理やりやらせる」ニュアンスで用いていました。なので、組織と向き合っているときに、短期的な成果を求められることはあるけれど、今回の文脈とはちょっと違うお話なのかな〜と思いました。*2
少し別の軸でお話すると、太陽になりましょうとはいえ、すぐに「暑いからコートを脱ごう」とはならず「なんか暑いけど、このコートは昔から大切にしてたやつだから、脱ぎたくないねん!」「このコートはトレンドだし、このコートを着ていたままのほうが良い!」ということは、たくさんあります。時間が経ってから「嫌々だったけど、あのときコートを脱いで良かったわ」と言われることもあります。つまり、すべてはキレイにいかないし、すべての人が納得して進むことが難しいこともあります。
最後に
自分のセッションで、「不安になったら、社内じゃなくても誰かに相談したら良い」「一緒に頑張りましょう」という発言をしました。何か力になれることがありそうであれば、いつでもお声掛けください。お待ちしております!
スクフェス大阪から生まれた挑戦と、カンファレンスとの好循環!
スクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 2022の25日目、最終日の記事です。みなさん、メリークリスマス 🎂 🎉
これまでの記事では、運営・参加者それぞれの視点からのカンファレンスへの思いが詰まっています。ぜひご覧ください〜!
最終日の今日は、furoshiki.fm の中のひと、ひろみつといっしーが、スクラムフェス大阪をきっかけにして furohsiki.fm を始めたお話と、逆に furoshiki.fm を始めてからと起きたカンファレンスへの良い影響についてお話します!
スクラムフェス大阪がPodcast(furoshiki.fm)を始めるきっかけになった






やるぞ、はじめてのPodcast、でもどうやって?






配信を始めてみたら…?







カンファレンスで知った方と、Podcastでさらにつながる







「じゃあまたRSGTでね」。Podcastからフェスへ












ではみなさん!RSGT2023でお会いしましょう!



自己紹介
こんにちは。いっしーと申します。よろしくお願いいたします。
職歴(兼任あり)
- サーバーサイドエンジニア
- 受託開発(主に社内業務システム) 3年
- SaaSサービス 5-6年
- SM 3年
- EM 5年
- SMやマネージャーのマネジメント 2年
アウトプット
登壇
- スクラムフェス大阪2021
大規模な縦割り組織に LeSSを導入するまでの1年間とその後 / ScrumFestOsaka2021 - Speaker Deck
- CEDEC2021
モバイルゲーム事業で大規模スクラム(LeSS)を導入するまでの1年間とその後 / CEDEC2021 - Speaker Deck
- RSGT2022
マネージャーが、スクラムチームとともに良い未来をつくるためにできること / RSGT2022 - Speaker Deck
その他
FY21のふりかえり
振り返りを書きたいなと思ったものの、実は昨年7月にすでにふりかえりをしていたので、今期のふりかえりってことにしたく思います。
スタートと新たな発見
自分の中では変化が大きく、ついふりかえりをしたくなっちゃう期でした。
前期の終盤に、1年間ほどの長い観察・対話の時間をかけてLeSSを導入し、今期は主に今までとは畑違いの、開発チームがなく、ウォーターフォールで業務を行う組織で色々やっていました。
開発チームが進化を続ける中、自分は得意分野ではないかつ未経験の職域の課題解決に着手していて、かつ、改善の進みが自分の感覚としてはスローペース*1で、正直序盤は「つまらないな」「この仕事は自分のためになるのかな」「早く終わらせたいな」と思っていました。
という話は先日のRSGT2022での登壇のどうでも良い裏話として。
そんな気持ちが徐々に変わってきて、今では「自分の中でここまでと決めたラインが自分の中にあって、それを超えても意外とできることがある」とか思ってしまったり、興味関心の幅が広がったりしました。
開発チームの進化
開発チームは、課題はたくさんあるけれど、劇的に進化をしています。素敵。
今期、自分視点で開発チームが一番変わったことは、クロスファンクショナルチームになったことによるセクショナリズムからの開放かなと思っています。もともと、とても対立が多かったとかではないですが、ブラックボックスだったところ(あえてではなく、言う機会がなかったのも含め)を広げあうようになり、自ずとセクションの境界線を越えようとする人が増えているように感じます。
先日、ひとりのメンバーから急に相談があると言われて話してきたら「あなたには何ができて、何を相談したら良い?」と聞かれて、こういうのはチームで話せば良くね?こういうのはSMやPOと相談したら良くね?と話していたら「ああ、じゃあいっしーさんとは相談することないですし、いっしーさんがいなくてもチームが良い感じに回ってたんですね。もう相談することはないと思います。」って言われて。笑
スクラムチームの人から初めて「いっしーがいなくてもうまく回りますね。」って言われて、自分の仕事を適切に滅することができているなと嬉しくなった(ちょっと寂しいけどw
— いっしー🐱 (@oturu333) 2022年1月11日
「えっ。たまに思い出したら来てよ。寂しいじゃん。」と言ったら「自分は相談相手をちゃんと見極められるんでたぶん相談しないです。」と言われてしまったのですが、こういう話自体も、急に呼び出されることも以前では考えられなかったので、おもしろい変化だなーと思っています。
今期のチャレンジ
仕事のタスクとは別に、今期はアウトプットを少し頑張りました。ブログは書いていないが。
スクラムフェス大阪2021、CEDEC2021、RSGT2022にて登壇させていただきました。
あと ひろみつ (@hiromitsuuuuu) | Twitter と一緒に、furoshiki.fm という Podcast をはじめました。特にテーマを決めきらず、興味のあること、話したいことを話す場ですが、お互いのジャンル的にアジャイルや組織の話が多いです。
ひろみつファンのみなさま、ぜひ聞いていただければ幸いです。
Podcastはただただ楽しい。なぜ始めたのかとかは、もう忘れてしまった(´・ω・`)
また、登壇は永遠に慣れないと思いますが、アウトプットをすることでインプット意欲にもなるので、今後もほそぼそと続けていく所存です。
また、この登壇は自分のため、会社のためというのはありつつ、裏目標は自社から登壇をしてくれる人を増やすことだったのですが、それは達成できそうで嬉しい!
来期の目標
興味関心の幅が広がった一方、逆に興味関心を失った分野もあり、自分がわくわくする場所は今後どこにあるんだろう?をあらためて探していきたいと思っています。
わたしは自由や!囚われずに生きていくぞ!いええええええい!
その他細やかな目標 🌼
- お引越しをして部屋をきれいにする(´・ω・`)キビシイ
- もう少し自炊する(´・ω・`)キビシイ
- 在宅環境をアップデートする
- デスクの拡張とマイクの導入
- 2匹目のおねこ様をお迎えいたす
- おねこ様の遊び場を拡張する
ねこ
今期はスクラムフェス大阪2021に参加もした、成長意欲の高いねこちゃんです。
大きくなりました。まいにちかわいい。ベンガルなのにスコ座りをします。
ねこちゃんの今年の進化は、ちゅーるを食べられるようになったことです!以前はちゅーるを食べると血便していたのでやめていたのですが、なぜか食べれるようになりました。ねこ、ほんとうに分からない。
*1:現場が忙しいため
現職エントリーというか、日記
アカツキに入社して1年半経ちました
アカツキでのEMのミッションはいくつかあるのですが、特に力を入れていたのは組織課題の解決とアジャイル開発の推進かなと思います。
アウトカムはもとよりアウトプットを出すまでにも時間がかかり、ちゃんとまとめるのも大変だったので現職エントリーも書かずにいましたが、最近、スクラムフェス大阪2021にて登壇をしてきて1つの区切りができました。
自分の発表はこちらです。スクラムマスダーさんと一緒に登壇させていただきました。
転職してから
組織課題という抽象度も難易度も高いところを、おそらくこれまでで一番、良い意味で放任してもらって(適切に言うと、信頼して任せてもらって)動いています。
過去未経験の大きい組織でしたが、魅力的な人が多い現場で、ワイワイガヤガヤ楽しんでいます。
LeSSを導入してからは特に、SMを筆頭にみんなが勝手に良い方向に動いてくれているので、登壇資料で語ったような内容で自分がやることは、既にほぼなくなってしまいました👏
ということで、直近のお仕事としては、さて次の課題に向き合いましょうというところです。
チャレンジ精神で、入社を決めた
思い返せば、アカツキに入社を決めたのは、ゆのんさんの存在と、自分の苦手や未経験へのチャレンジ精神でした。
以前はB2B・小さい会社や組織というところから、B2C(かつ、ゲーム)・大規模組織という大きな変化へのチャレンジです。
実は、入社前は大企業、大規模組織というところに苦手意識がありました。
何かを進めるのに事前のネゴシエーションが必要だとか、解決するのに時間がかかるとか、そういうのが苦手だったんです。
今は、この組織にとってどういう状態になっているのが良いのかを、少し冷静に考えられるようになってきたかなと思います。
また、過去は本当の意味で人を信じていなかったのかなと思います。だから今すぐ、自分が何とかせねばという気持ちが強かった。
最近
一緒に仕事をする方に、以下の3問のアンケートを取ってみました。
1. 私の良いところを3つ教えてください
2. 最近で私があなたの役に立てたことを教えてください
3. 私が好きそうだな、楽しそうだなと思うことを教えて下さい
そして突然ですが、アカツキに入って組織課題の解決とは別に、人の成長をサポートするって何ができるんだろうとずっと手探りをしていました。
これまでそんなに個人との向き合いを重視しておらず、チームと向き合っていれば、チームが良くなっていくし、勝手に成長していくし、1on1って特別いらないのでは?くらいに考えていた人です。
大きな組織というのがあるのか、リモートの影響もあるのか、自分の視点が変わったのか、最近は1on1での個人との向き合い方はすごく大事なんだなと思っています。
困っている人にどこまで手助けをすべきなのか、というか、何をすべきなのか、毎回悩みつつお話をしています。
課題に思っている人には、どうやって解決できそうか一緒に考えてみたりしているんですが「あぁ〜。絶対一言多かった〜」と思うことも多いし、難しいですね。
そして、課題に思うことはないよ!と言われると、ハテサテドウシヨウ、何もしなくて良いのかな大丈夫かな、と思うのが現在の立ち位置です。
どうしたら人はより成長できるんだろうな。そのために自分にできることはあるのかな。
最近は、自分がどんな人間か、たとえばどんなことが得意、好き、楽しい、苦手などを知ることが、成長や変化のきっかけになるのかなと思っていた。
— いっしー🐱 (@oturu333) 2021年6月26日
けど、そもそも成長や変化をしたいと思えないならできないよな。
成長や変化をしたいと思うということは、
話は戻って、最近1on1をしていて「自分が好きなこととか、思考が分かって、行動を変えようと思った。石毛さんにはそれを伝えようと思った」と言う人がいました(私との会話とは関係ないところで気づいたという話)。
自分のことややりたいこと、好きなことを理解すると、それを成し遂げるためにどうしたら良いかを考えられるから、変化のきっかけになるんだろうなと思った。
つまり、自分が誰かに何かをできるかも、ということ自体がもしかしたらおこがましくて
でも、誠実に向き合おうとしていると、もしかしたらこういう瞬間に出くわすかもしれない。分からない。
アカツキではわくわくすることを自分で探そうという文化があって、「わくわく」というと「宗教〜」って思う人もいるかもしれないですが、わくわくすることを自分で認識する、自分のことを認識するって結構難しいんですよね。自分を理解することは、他人を理解することより難しいそうですし。
ということでさらに話は戻ってアンケートをしてみたり、私自身も、自分をもっと理解してみようということをしています。
オチがない話になってしまった。
直近の話
入社後、ずっと潜っていましたが、一区切りついたタイミングで登壇をちょこちょこする予定です。
あと、アウトプットを増やしていこうと思っていて、ゆるゆるPodcastを始める予定です。タイトルと決めセリフから決めるスタイルです。さて、決めセリフはかっこよく決まるのか! ?
とりあえずタイトルとキメ台詞を考えている
— いっしー🐱 (@oturu333) 2021年6月30日
界隈のお友達も増えたら嬉しいなーと思っているので、ぜひお声をかけていただけるとうれしいですmm
大規模組織でLeSSの再導入をしています
スクラムが好きです。ここ数年、スクラムをよく知らないけどスクラムイベントをやっているという現場でスクラムを再導入するということに向き合ってきました(よくよく考えると不思議な縁だなと思ったのですが、よくあることなのでしょうか)。
今まさにそろそろ始めるぞ!というタイミングなので、始めるまでにやったこと、考えたことをまとめていきます。
現在の現場ではスマートフォンゲーム開発をしており、組織規模は大きめです。エンジニアはスクラムチームが複数作れる人数、ディレクターが複数人いて、デザイナーは少なめ、QAチームがたくさんというチーム構成です。PMやEMも複数人います。スクラムを知ってる?と聞くと「なんとなく知ってる」「聞いたことはある」が若干名。
プロローグ
状況把握
弊社のEMは組織課題の解決やアジャイルな開発プロセスの導入が含まれています。
まずは現在どのような状態を把握するためにヒアリングから。
把握した現在の体制、プロセス
- ロードマップを引いた数ヶ月ごとのリリース
- バージョンチーム(リリース単位で実装、テストに関わるメンバーを定める)が組成され、PJTの進捗状況により増減員しつつ、リリース後に解体される。複数のバージョンチームに携わるメンバーがいる
- 開発完了後検証を開始する
- 進捗はガントチャートで管理し、朝会でガントチャートを確認
- スクラムイベントを行っているが、バージョンチーム、セクションチームでスクラムイベントが混在(下図。朝会、夕会が抜けている)。
現場からの課題感
- MTG(スクラムイベント)が形骸化
- 複数のバージョンチームにまたがるメンバーがいるため、朝会や夕会だけでで1時間弱かかり、プランニングも時差で行う必要がある
- 振り返り〜プランニングの間に1日ある
- スケジュール管理や進捗確認が大変
- プロジェクトの後半になって進捗の遅れが判明する
- 進捗の遅れの原因が分からず、解決策の妥当性も分からない
- 振り返りがあまり意味を出せない
- チームの一体感が少ない。より主体性を促したい
さて、どうしましょ
各メンバーと1on1をして課題を聞き、各種イベントに何度か出た時点で、ちゃんとLeSSをやっていこうという方向性はEM内ですぐに合意できた(入社から10日くらい)。しかし、入社後すぐ大規模な組織を相手に「課題があるから体制とプロセスを変えるぞ〜〜」とはならないし、理解・共感をしてもらえるための時間と信頼を得るための対話を大事にしようと考えました。
理解・共感を得ようとしたのは「学習する組織」の
人は変化に抵抗するのではない。変化させられることに抵抗するのだ
という言葉があるように、自分たちでそうなりたいと少しでも感じてもらうためと、理解せずに導入しても形骸化してしまうからです。
導入ステップ1. 理解、共感
LeSS導入に至る背景をLTで伝えた
チーム全体に対して週次でLTを実施。LTは2部制で、LTを完走すると AsIs ToBe が埋まるようなコンテンツにしました。
- 第一部 認識を揃える(チームとしてありたい姿、効率的な仕事の仕方)
- 第二部 具体的にやること(LeSS)
第一部ではHRT、心理的安全、自己組織化など全15回*1ほど行いました。
LTでお世話になった書籍
1セクションでスクラムをやってみた
エンジニアのみのチームでスクラムイベントの改善を試みてみました。当初予定していなかったのですが、チームの中で「振り返りを改善したい」という声があったからです。そこでプランニング、スプリントレトロスペクティブを少しずつ変えていきました。セクションチームでスクラムをやってみようとすると、以下のような問題にぶつかります。
- 要求が不明瞭だが確認するPOがいない
- セクションを越えた課題の解決コストが高い
- セクションを越えて業務の流れを整理したり、完了の定義を定めづらい
- 上記のような状態のときにリーダーがハブになり別の場所で解決する必要がある(イベントが止まる)
「クロスファンクショナルなチームになったほうが良い」という声が聞けました。
導入ステップ2. 輪読会や勉強
有志で輪読会や勉強を行いました。読書リスト。SMは必須。
www.amazon.co.jpwww.amazon.co.jp
www.amazon.co.jp
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導入ステップ3. 組織への適応を考える
自チームへの適応で難しかったのは、組織規模の大きさ、Epicの大きさです。またPBIもリリース可能な単位とするととても大きくなってしまいます。
体制
通常のLeSSの体制は以下のような体制ですが、自チームでは企画を考える(PBIを作る)メンバーが複数名いること、彼らと一緒に企画を考えるデザイナーが複数名いることがありました。
また、LeSS Hugeの形は適していない(Areaが固定できない)という事情があり、POのプロダクトバックログを作成する作業を委譲する形でEPO(Epic Product Owner)というポジションを作ることにしました。全体構造が以下の図です*2。
ロールと責任範囲
RACI図でまとめました。フラットな構成の中でボールが落ちることやコミュニケーションロスを防ぐために役立ってくれるはず。
計画づくりと進捗把握
PBIを相対見積もりし、以下の記事を参考にプロジェクトバッファを算出、CCPMのバッファ消費率を用いてプロジェクトの状況を把握します。その他、タスク管理ツールのバーンダウン(スプリント、バージョン)も参照します。「10秒あれば誰でもPJTの状況が分かり、POが判断可能な状態」を目指します。
なぜ LeSS の再導入を推進したのか
能力の高い人が集まったチームや組織であっても、 体制や仕事のやり方よっては1+1が2にも満たない状態になってしまいます。メンバーには主体性を持って、プロダクトゴールのために行動できる自立した人でいてほしいし、ユーザーに価値を提供し続けられるチームでありたいです。私は、メンバーが自分の魅力や能力を発揮しやすい基礎を作ることもEMとして大事な責務だと考えているのです。ここから先を彩っていくのはメンバーが主体的にやっていってくれるでしょう。私は彼ら彼女らをサポートしていきたいと思います。
あとがき
メンバーが感じている課題からLeSSの再導入は適当(チームの固定化、クロスファンクショナルなチーム設計、テストのシフトレフト、イテレーティブでインクリメンタルなアプローチ)だと考えたのですが、体制を考えるのが当初考えていたよりも苦戦しました。
過去B2B Webサービスでスクラムをやってきました。〇〇業界だから、こんなプロダクトだからスクラムができる / できない / 適している / 適していないということはありません。どういうチームでありたいか、どのようにユーザーに価値を届けていきたいか、その先にスクラムやLeSSがあるかないかという話なだけです。
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