RSGT2023が終わり、2023年が始まりました。
2度目のRSGTに参加してきました
RSGT2022が初参加 & 初登壇で、今年は2度目の参加でした。
今年も登壇の機会をいただきました。また、#shinagile の RSGT2023 品ライブ Day1 - YouTube で遊ばせ パーソナリティをさせていただいたり、自社のスポンサーブースが珍しく?オープンしていたので店番をしていたりしました!
その結果、リアルではほとんどのセッションを見れませんでしたが、廊下や夜RSGT(ごはん)で多くの方とお話を楽しめました!
初回参加時とのちがい
たくさんの方とお話できた!
初参加となたったRSGT2022では、セッションからたくさんの学びを得たものの、お知り合いも少なく、自分から話しかける勇気もなく、あまり人とはお話ができませんでした。すみっこでお弁当をチマチマ食べていたり、スピーカー控室でひっそりしていました。
今年は furoshiki.fm • A podcast on Anchor やコミュニティの繋がりから、リアルでは初めましてな方とたくさんお話できたり、お声がけをいただけてありがたかったです。来年か、どこかで現地に行けるときは、ふろしきのステッカーを作っていくのでお楽しみに!(?)
yohさんが「FirstTimerを付けている方には、積極的に話しかけるようにしている」とおっしゃっていて、私も次次回くらいにはそのくらいの気持ちの余裕を持てるようになっていたいと思います!(次回やったらよろしいやんって言われるかも?)
また、お話してみたかったけどピヨピヨしてしまって話せなかった方がたくさんいらっしゃるので、次の機会でがんばりますー!
本をいただきました!
クリエーションラインさんのブースで、さささんから「だから僕たちは、組織を変えていける」をいただきました。
ちょうどRSGTが終わったら購入して読もうと思っていた本だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです!
レッドジャーニーさんのブースで、森實さん・いくおさんとおしゃべりしていたら、いきいき★いくお♪先生のサイン入りいちやさアジャイルをいただけました!流れがよく分からないですが、楽しかった😂
その他ステッカーやグッズなど、たくさんお土産がいただけて嬉しい〜!
OSTに参加しました!
RSGT2022ではすみっこ暮らしをこじらせて、OSTは不参加でした。今年はとりあえず出てみようということで、参加してみました!
OSTを自分が開催したことはあれど、社外のつどいで参加者としてテーマを挙げたことは一度もないチキンです。今回も結局出さなかったです。ぴえん。
OSTはガッツリ参加したのはひとつだけで、あとは周辺をウロウロしたり、テーマとは別の立ち話をしたりしていました。こんな参加の仕方も楽しいんだな〜と思ったりしました。
初回参加時と同じだったこと
今年はまだ資料をサッと読んだ程度なのですが、新しい知識を得ることができたセッション、同じゴールを色んな視点からお話いただくことで、ゴールの解像度を上げることができた複数のセッション、普段の仕事において「こんなことをやってみよう」というアイデアを生んでくれたセッション、明日からの気力を与えてくれたセッション…。色んなセッションがありました。
「コレが良かった」「コレが悪かった」という話はではなく、全部が誰かのこれからを支えてくれるセッションだったのではないかと思います。手を挙げて、時間をかけて、自分の経験や知識を惜しみなく出してくれたすべてのスピーカーに、感謝をしたいです。
そして、熱気がすごい。所属会社などに関わらず、良い組織やプロダクトを作っていきたい人たちの集まりは楽しいですね。夜RSGT(飲み会)も非常に楽しかったです。
考えたこと
マイノリティは強みになる
私はエンジニアからエンジニアリングマネージャー、現場を離れたマネージャーというキャリアですが、周りには常に女性が少なかったです。
RSGTという場でも様々なマイノリティの方がいたと思います。自身がマイノリティであることを気にしているのかな?という方をチラホラ見かけた気がしました(気の所為だったらすみません)が、RSGTではマイノリティを否定するような人はいないので、むしろ強みだと思って楽しんでもらえたら良いんじゃないかなと思いました。
アジャイルネイティブな世代の出現。未来がどうなっていくか
私もちゃんとウォーターフォールな開発を経験したことはありません(なんちゃってはいっぱいあります)が、最近では、学生のうちからアジャイルやスクラムを学んでいる方や、アジャイル開発しか経験していませんという方もいらっしゃいます。
比較的最近、学生の方に「新卒1年目からスクラムマスターをやりたいです(Not兼任)」と言われてビックリしたことがあったのですが*1、そういった世代と一緒に働くのも、そう遠くない気がします。
これからどんな変化が起きて、どのように働きかけるのかと、フワフワと考えていました(ほぼ考えてないだろ)
自分の登壇について
今年の登壇はこちら。
比較のため、去年のも置いておきます。
今年は、自分がやったこと(事実)ではなく、やり方や考え方にフォーカスを置くことと、このセッションを聞いた方がハッピーになれるようなセッションにしたいと思っていました。そのために、しーばさんにも事前にレビューをいただきました。
これまでの登壇は逆にやったこと(事実)を淡々と書いていたため、今までとのギャップは大きく、今回の資料作成は結構苦労しました。構成を考えてから作成に入ったにも関わらず、ざっと5回くらいはほぼフルで作り直してました。。比較的余裕を持って資料を作ったり練習したい方なのですが、初めて当日深夜まで練習してました^^;
良かったこと・反省点
運営の方から「英語表記も入れてね」というメールが来ていたのに、すっかり見飛ばしておりました。ごめんなさい…メール、ちゃんと見ないと…
たくさんの方のレビューのおかげで、キーメッセージが伝わるストーリーラインにはなったと思います。一方で、こういうターゲット層には見てほしいな〜と思った人たちに興味を持ててもらえていないことにも気づきました。タイトルの惹きが弱いんだろうなー。タイトル難しいよぉ。より良い組織を作っていきたいと思っていたり、うまく行っていないことをなんとかしたいと思う人はたくさんいるはずなので、どうにかひと目で気になるぅというタイトルを付けるスキルを身に着けたいです。『「笑顔の合意」のテクニック』は、めちゃくちゃ嫉妬しました!!これだー!って思いました。笑
質疑応答
あまり質問はなかったかなと思いますが、一点だけ下記ページに質問が来ていたので回答します!!
今回のセッションでは、アジャイルな組織を作っていくにあたり組織の人たちとどう向き合うかというお話がひとつのメインメッセージでした。
「北風ではなく太陽。わかる。だけど、メンバーが短期的に北風を求めているところもあり、悩ましい。」というお話がありました。その後のやり取りを見るに「カオスな状況の中で、中長期的なことではなく、短期的な成果を求められることもあるよね」「中長期の話をする前に、まずは余力を作ってあげることが価値になることもある」と理解しました。
北風は「コートを脱がせたければ、強い風でコートを飛ばす」なので組織と向き合うときに置き換えると「無理やりやらせる」ニュアンスで用いていました。なので、組織と向き合っているときに、短期的な成果を求められることはあるけれど、今回の文脈とはちょっと違うお話なのかな〜と思いました。*2
少し別の軸でお話すると、太陽になりましょうとはいえ、すぐに「暑いからコートを脱ごう」とはならず「なんか暑いけど、このコートは昔から大切にしてたやつだから、脱ぎたくないねん!」「このコートはトレンドだし、このコートを着ていたままのほうが良い!」ということは、たくさんあります。時間が経ってから「嫌々だったけど、あのときコートを脱いで良かったわ」と言われることもあります。つまり、すべてはキレイにいかないし、すべての人が納得して進むことが難しいこともあります。
最後に
自分のセッションで、「不安になったら、社内じゃなくても誰かに相談したら良い」「一緒に頑張りましょう」という発言をしました。何か力になれることがありそうであれば、いつでもお声掛けください。お待ちしております!